トライアスロンや登山など体力勝負に強い

スロベニアは中央ヨーロッパに位置し、四方をイタリア、オーストリア、クロアチア、ハンガリーに囲まれています。

地理的に昔からヨーロッパの貿易・交通の要地であり、様々な国の商人が行き来したりして栄えていました。

歴史的には神聖ローマ帝国やオーストリア帝国、ナポレオン支配、セルビア王国、ナチスドイツによる支配などを経てユーゴスラビア社会主義連邦共和国の一部になり、ユーゴ紛争の終結後、現在の共和国が成立しました。

支配されたり紛争が続く歴史を繰り返していた地域なので、人々は常に平和を望み、上の者に従うような従順な国民性を持っています。

苦境に耐え忍ぶことを身を持って知っている民族なので、辛いときもじっと我慢したり、いやな仕事を引き受けたりすることを苦にせず、頑張り通す力強い性格です。

そのような国民性の影響か、トライアスロンや登山、ウィンタースポーツなど耐久性が要求される分野で多くの優秀な選手を輩出している国でもあります。

スロベニアは雄大なアルプス山脈や美しいリゾート地であるアドリア海などが入り交じった国土を持っています。

大陸性気候の影響で、寒冷な地域と温暖な地域があり、動植物の多様性と自然の美しさは目を見張るものがあります。

そのため住民も多様な環境に適応したり、見知らぬものや珍しいものを拒まずに受け入れる国民性を持っていて、何事にも柔軟に対応することができます。

美しい風景を楽しむために訪れる外国人観光客も多いので、現地の住民は彼らを自然に受け入れてもてなしてくれます。

国内の経済状況は決して良好とは言えませんが、よりよい暮らしを求めて努力を続け、戦争や支配される歴史を繰り返したくないという希望が伝わってきます。

国内に住む住民のほとんどはスロベニアで、外国人の数はそれほど多くありません。

しかし外国人排斥運動や嫌悪などはなく、それぞれが平和的に暮らしています。

ハンガリーやクロアチアなど隣国の文化も多少取り入れていますが、基本的には自国の文化や伝統を大切に守っていこうとする姿勢が見られます。

ユーゴスラビア時代にセルビアなどの文化を押しつけられたと感じている国民も多く、独立した今は自分たちの独自の国民性を築いていきたいという願いが感じられます。

スロベニアは海と山のリゾートのほかに温泉地としても知られています。

そのため、国民も働くときはしっかり働き、休暇は思う存分羽を伸ばして楽しむものだと考える人が多く、各自が人生の楽しみ方を持っています。